愛知県(名古屋市他)を中心に明治35年の創業以来、1世紀以上に渡り瓦・板金・スレート屋根の専門工事店です。雨漏りが不安の方、屋根・瓦・板金工事や修理、リフォームをお考えの方は坪井利三郎商店へご相談ください。お見積りは通話無料の0120-241-931まで。
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スレート屋根に補修は必要?欠けや割れを見つけたときや補修方法を紹介
スレート屋根の異常を放置するリスク
スレートは割れやすく耐久性が低いため、欠けや割れ、反りなどが比較的起こりやすい屋根材です。
ご自宅のスレート屋根に欠けや割れといった異常を発見した場合、「補修が必要なのか」「放置しても問題ないのか」など心配に思う方が多いのではないでしょうか。
スレートにヒビが入ったからといってすぐ雨漏りするわけではありませんが、その隙間から雨水が侵入したり、スレート屋根材そのものが水を吸収することで屋根建材の劣化が一気に進む恐れがあります。
長期間放置すると雨漏りの原因になり、建物全体に影響してしまいます。
スレート屋根に補修が必要なサイン
スレート屋根が劣化してくると以下のような症状が見られます。
・色褪せ
・苔の発生
・ひび割れや欠け
・反りや釘抜け
上記の劣化症状や、その他気になる点が出てきたら屋根業者に相談してみましょう。
スレート屋根の補修方法
スレート屋根の補修には屋根の状態と
家主のご希望に応じて以下の方法があります。
・部分修理
・塗装
・カバー工法
・葺き替え
部分修理
スレート屋根の部分修理には「ヒビ割れ」「小さな欠け」程度であれば可能です。
前述のような問題であれば、コーキングや補修材を充填することで補修を行うことができます。
ただし、ヒビ割れや欠けの原因が飛来物による衝撃ではなく経年劣化によるものの場合、
屋根全体の劣化が進んでいる可能性があるため全体修理を検討しましょう。
塗装
塗装は経年劣化の進行した屋根の寿命を伸ばすことにはつながりませんが、屋根の美観回復や
セメント基材の性能維持に効果があります。
スレート屋根の色褪せが気になった場合や屋根の色を変えたい場合に塗装がおすすめです。
詳細は以下の記事で紹介していますので、併せてご覧ください。
▶︎ スレート屋根に塗装は不要?塗装のメリット・デメリットや塗装できない屋根材などを紹介
カバー工法・葺き替え
カバー工法とは既存の屋根の上にさらに防水シートを被せ、新しい屋根を被せて葺くという工法のことをいい、葺き替えとは既存の屋根材を撤去してすべて新しいものに替える方法のことをいいます。
それぞれの詳細は以下の記事で紹介していますので、併せてご覧ください。
▶︎
屋根カバー工法とは?3項目で簡単に解説【費用相場・メリットデメリット】
▶︎
【費用・メリットデメリット】屋根葺き替え工事とは?【屋根カバーと比較】
全体修理の各選択肢のメリット・デメリット
スレート屋根の全体修理には上述した通り、「塗装」「カバー工法」「葺き替え」の3つの選択肢があります。
どの工法にもメリット・デメリットがあるため、各選択肢がどんな方に向いているか紹介します。
ただし、屋根の状態によっては希望に添えない場合もありますので、最終的な判断は屋根業者と相談の上行ってください。
塗装
塗装のメリットは屋根の美観の維持・向上のため、建物の寿命を延伸できるものではありませんが、
塗装により多少の防水機能の維持は見込めます。そのため、
費用を抑えたいときはひとまず塗装を行うこともあります。
スレートの状態によっては塗装できない場合もありますので注意が必要です。
カバー工法
いくらか費用を抑えつつ、メンテナンス回数を減らしたい方はカバー工法がおすすめです。
葺き替えより費用が抑えられますし、次のメンテナンスまで新たな屋根材の耐用年数分を確保できます。
また、ルーフィングシート(防水シート)を新しくしたい場合もカバー工法で対応が可能です。カバー工法は既存の屋根の上に
新しいルーフィングシートを施工するので、ルーフィングの寿命がリセットされます。
ルーフィングシートの詳細は以下の記事をご覧ください。
▶︎
屋根の寿命に直結するルーフィングシート!種類別メリット・デメリットを紹介
葺き替え
葺き替えのメリットは屋根を新品同様にすることができ、屋根重量を増やさなくて済むことが挙げられます。
また、カバー工法同様、
次のメンテナンスまで新たな屋根材の耐用年数分を確保できるためメンテナンス回数も減らすことができます。
野地板(下地)を新しくしたい、ルーフィングシートを新しくしたい方や屋根重量をなるべく軽くしたい方は、工事費用は高額になるものの葺き替え工事がおすすめです。
火災保険を使って補修ができるかもしれません
台風や強風による飛来物の衝撃でスレートが割れて補修が必要になった場合、火災保険が適用できるかもしれません。
加入している火災保険会社によって適用条件が異なりますので、本格的な工事を検討の場合は火災保険会社に問い合わせてみましょう。
ただし、自然災害だったとしても地震が原因の場合は地震保険に加入している必要がありますし、経年劣化や人的要因による屋根の修繕に火災保険は適用されませんのでご注意ください。
まとめ
スレート屋根の補修にはさまざまな選択肢があります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、屋根業者と相談の上ご自身に合った工事方法を選びましょう。
私たち坪井利三郎商店は屋根外壁診断のご相談をいただいたら、長久手市にて屋根ひとすじに100年以上に渡り携わってきた経験とプロの技で、あなたのお住いの屋根・外壁を詳細に点検・診断いたします。
あわせて今後の住まい方についてもヒアリングさせていただきながら、住まいにあわせた最適なメンテナンスのご提案を無料で実施させていただきます。お気軽にお問い合わせください。
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