地域密着110余年の坪井利三郎商店がご自宅の屋根・外壁のトラブルからご家族の安心をお守りします。

日々のお仕事

豊明市にて、屋根葺き替え工事を行いました。(現場調査)

皆様こんにちは!

今回は豊明市にて、屋根の葺き替え工事を行いました。

今回紹介するのは現場調査といって、お客様からのお問い合わせがあり、

屋根にどんな症状が見られ、どんな工事を行うべきかを調査しに行った時の様子です。

それでは早速写真をご覧ください!
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こちらは屋根の全景の写真です。

ところどころにオレンジ色の箇所が見られます。

オレンジの箇所は全て、瓦が欠けている部分です。

瓦の欠けにより、瓦の内部の色がむき出しになっている状態です。
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こちらはアップの写真です。

見た通り瓦が欠けてしまっています…。

このように表面が剥離するような割れ方を「凍害」と呼びます。

瓦の内部に入った水が、冬などの寒い時期に氷になり、膨張すると、

写真のような欠け方が起こります。
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こちらは、瓦を二枚ほどめくった時の写真です。

中にはたくさんの葺き土(ふきつち)が入っています。

こちらの屋根は昔採用されていた「土葺き工法(どぶきこうほう)」で施工されているので、

屋根の前面にこのようにびっしりと土が入っています。

土葺き工法は土と瓦の両方の重さで屋根がとても重く、耐震性の面で危険であることから、

現在では採用されていない工法になります。

皆様のお住まいでも、30年ほど前に建てられた住宅で瓦屋根なら、この土葺き工法で屋根を施工しているかもしれません。
今回は瓦の経年劣化が著しく、屋根の葺き替え工事を行うことになりました。

次回からはいよいよ工事の内容を紹介していきますので、

そちらもぜひご覧ください!

名古屋市北区にて屋根葺き替え工事を行いました3(完工まで)

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前回、下地の工事が完了したので、瓦の施工に入ります。まずは瓦を引っ掛けるための「桟木(さんぎ)」を打ちます。木材の場合もありますが、今回は樹脂背のものです。
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瓦を施工していきます。瓦は必ず下から上へ向けて順番に施工します。一枚一枚に釘打ちをしていきます。
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現在の瓦では一枚一枚を釘打ちし、瓦同士をかみ合わせます。これにより地震や風災によるズレが起こりにくくなり、雨水を屋根の下へ入らないようにします。
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こちらは隅棟の施工の様子です。屋根面と屋根面がぶつかる箇所は棟と呼ばれます。その中でも地面と平行なのが「本棟(ほんむね)」、斜めなのが「隅棟(すみむね)」です。
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棟の施工にはモルタル(南蛮漆喰)を使用します。古い工法では土を使い、表面に漆喰をぬっていました。現在主流の「引っ掛け瓦桟葺き(ひっかけかわらざんぶき)」では、漆喰と土の部分をモルタルでひとまとめにして施工します。
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棟の瓦を一番上まで積み終わりました。
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瓦屋根が完工した様子です。下地から全て新築の屋根と同じ工法で一新したので、雨水や風災、耐震性も大きく向上しています。見た目にも新築と変わりありません!
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こちらは瓦ではないのですが「妻壁(つまかべ)」と呼ばれる外壁です。劣化して剥がれてきているので、新しい板金を被せるための下地を取り付けます。
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完工の様子です。
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こちらは庭の波板です。既存のものを撤去し、下地工事をした後、新たな波板を施工していきます。
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腐っていた下地木材を新しいものに交換し、その上に波板を取り付けました。
今回は屋根の葺き替え工事を紹介しました!

瓦の耐用年数は60年と言われています。

なのでそれ以上に古くなった瓦屋根は、それだけで雨漏りなどのリスクが高まります。

もしも築年数や、その他気になる症状に心当たりがあれば、ぜひ屋根の葺き替えをご検討ください!

名古屋市北区にて屋根葺き替え工事を行いました2(工事)

今回は前回に引き続き、名古屋市北区の屋根葺き替え工事を紹介していきます。

今回から、工事の様子を紹介していきます。
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まずは仮設足場の設置を行います。これがなければ、大掛かりな屋根工事はできません!
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瓦の撤去を始めていきます。古い瓦の下には、大量の土が潜んでいます。現在主流の工法が普及するまでは、瓦は土を使って工事されていたためです。
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土の下には、多くの場合杉皮などが敷かれています。
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杉皮までの撤去が終わると、新たな野地板を設置します。現在新築で使われている、厚さ12ミリの構造用合板を使用します。
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合板の設置が終わったら、その上にルーフィングと呼ばれる防水シートを貼り付けます。これにより、瓦の下に入り込んだ雨水を軒下まで排水します。



今回は屋根葺き替え工事の様子を紹介しました。

既存の瓦を撤去し、新たな屋根を工事する土台が完成しました。

次回からは、いよいよ新たな瓦を施工していきます。

ぜひご覧ください!

名古屋市北区にて屋根葺き替え工事を行いました1(現場調査)

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今回は築年数の古い瓦屋根の現場調査を行いました!

いぶし瓦はその独特の色合いから、古くから日本の民家に使われてきました。

いぶし瓦の特徴として、表面の炭素膜が段々となくなり、瓦一枚一枚で全く違う風合いを出します。

しかし、いぶし瓦の耐用年数は60年と言われています!

なので、それ以上の劣化は色あせも激しくなり、割れやズレなどの劣化も見過ごせません。
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画像のように、割れた瓦が何枚か見つかりました。

このままでは、瓦の下に水が入り、屋根の劣化を早める原因となります!
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他にも目立ったのが、漆喰の劣化です。

漆喰が剥がれてしまうと、土がむき出しの状態です。

土はよく水を吸うので、雨が降ると土が水を吸ってどんどん劣化が早まります。
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こちらは谷と呼ばれる屋根形状の箇所です。

谷には必ず谷板と呼ばれる雨水の通り道が施工されています。

しかし見ての通り、まっ茶色になるまで錆びてしまっています!

屋根の雨漏り調査などをするときも、まずこの谷の周辺を調べるほど、雨水対策において重要な箇所です。

こちらは、谷板の交換工事が必要になりそうです…。
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複雑な「入母屋屋根(いりもややね)」と呼ばれる屋根では、画像のような「妻壁(つまかべ)」と呼ばれる部位があります。

屋根と直接は関係ありませんが、こちらも劣化が進んでおり、工事が必要になりそうです。
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波板と呼ばれる、簡略型の屋根の劣化がとても激しいです!

工事のついでに、こちらの波板も新しいものにします!
次回からは、工事の様子を紹介していきます!

紹介した様々な箇所が、どのような変身を遂げるのか!?

ぜひご覧ください!

名古屋市港区 玄関庇改修工事 3

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せっかくなので、照明も新しいものに交換します。
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完了後の様子です。
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庇に戻ります。平らな部分は完了したので、壁際部とパラペット部の施工に移ります。もともとの部位に、それぞれ上から新しい板金を貼り付けるようなイメージです。
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完了の様子です。
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雨樋を取り付けます。これで、雨水対策はばっちりです。施工前のような、中の木材が腐るといったようなことはまず起きません。
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庇を支える柱にも板金を施工し、完工です!
今回は、玄関庇の改修工事を行いました。

お住まいの劣化は様々な要因で進みますが、雨水はその最たるものと言えます。

お住まいに心配な箇所があれば、屋根でなくともなんなりとご相談ください!

名古屋市港区 玄関庇改修工事 2

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前回の続きから紹介します!まずは、庇の先端(軒先)に、専用の板金を取り付けます。
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先端の板金を取り付けたら、屋根全体を覆う板金を施工します。今回は、立平(たてひら)と呼ばれる板金屋根です。
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立平の施工が完了した時の様子です。雨水の溜まっていた先端の立ち上がり部分を撤去し、雨水を下へ下へと流し切る形状にしました!
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天井(軒天)部分の施工の様子です。こちらは既存の状態に上から板金を被せます。そのために、下地として棒状の木材を取り付け、木材めがけて板金を固定します。
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全ての板金を施工し終えました。
次回は、まだ施工されていない庇の両脇の部分や、樋の取り付けなどを紹介します。

ぜひご覧ください!

名古屋市港区 玄関庇改修工事 1

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こちらは施工前の写真です。パラペットと呼ばれる形状で、雨水が溜まりやすい形状です。お客様からは、この庇部分が古くなってしまったので、綺麗にしてほしいと問い合わせをいただきました。
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雨水が溜まってしまうと、わずかずつほかの部位が雨を吸い続けます。結果、雨が溜まっている箇所の真下などでは、劣化が起こりやすいです。
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まずは、庇の板金部分を撤去しました。
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すると見えてきた木材が、水を吸ってボロボロになっています…。
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新し野地を設置しました。コンパネと呼ばれる木板で、屋根にも使われるものです。
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アスファルトルーフィングと呼ばれる防水シートを設置しました。こちらも新築の屋根などで使用されるものです。万が一屋根下に水が入っても、このアスファルトルーフィングが野地を守ってくれます。
今回は、港区玄関庇の改修工事の、撤去作業と下地工事を紹介しました。

次回は新たな庇の工事を紹介します。

ぜひご覧ください!

港区 屋根カバー工法(スレート→立平) 2

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前回の最後の様子です。ルーフィングを屋根に張り終わりました。この上に、新たな屋根として立平板金と呼ばれる屋根材を施工していきます。
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中樋を交換しました。中樋の交換は、このタイミングでしか施工することができません。パラペットの壁の中と、新たな屋根材の下へ入った雨水をきっちり中樋へ排水するため、樋をそれぞれの中へ入るようにするためです。
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中樋の交換が終わったので、下地がむき出しになっていたパラペット部分を復旧します。
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パラペットの復旧が終わったら、次は屋根のカバーの続きからです。新たな屋根である、立平板金を施工していきます。
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反対側も同じように、板金を並べていきます。
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屋根を施工した後、パラペット部分の上面の板金(笠木と呼びます)も新しいものに交換します。
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パラペット部分の上面の板金を交換しました。継ぎ目の部分は、同じ色でコーキング処理をします。
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同様に、一階部分も屋根カバーを行いました。
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完工の様子です。
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一階部分です。
今回は、パラペット屋根の屋根カバー工事を紹介しました。

せっかく足場を建てるので、屋根カバーのみでなく、パラペット部分の改修も行いました。

足場を建てなければできない工事は、足場を建てた時に全部やってしまうのがオススメです。

屋根や樋の工事はもちろんのこと、外壁の塗装なども視野に入れ、なんの工事をするのか慎重に決めましょう。

皆様のお住まい人生において、足場を建てる回数を減らすことが、将来的な節約のコツなのです!



港区 屋根カバー工法(スレート→立平) 1

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施工前の様子です。スレートと呼ばれる屋根材を使用しています。
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こちらはパラペットと呼ばれる形状です。屋根を加工用にして壁が施工されています。
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屋根の軒先とパラペットの間には、かならず中樋と呼ばれる大きな樋があります。パラペット屋根の中樋は水やごみが多く流れ込むので、とても重要な部分です。
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工事の様子です。まずはパラペット部分の下地補強工事を行います。外側の外壁材を一旦取り外しています。

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下地の様子です。かなり劣化が進んでおり、補強が必要です。
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現場で木材を加工し、補強します。この上からさらにコンパネと呼ばれる木材の板を全体に貼り付けます。しかしパラペット部分はここで一旦作業を終え、先に屋根のカバーを進めます。
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屋根カバーの様子です。既存のスレートの上から、新たな野地板としてコンパネを設置していきます。

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コンパネの設置が終わると、次はルーフィングと呼ばれる防水シートを貼り付けていきます。
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ルーフィング施工が完了した時の様子です。ここからもう一度パラペット部分の施工に戻っていきます。
今回はパラペット屋根のカバー工事を紹介しました。

次回はパラペット部分の仕上げと中土居交換、立平の施工を紹介していきます。

ぜひご覧ください。

知多市棟改修工事 2

前回紹介した知多市の棟改修工事の続きを紹介していきます。

足場設置後の、棟の瓦の撤去作業になります。
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作業前の様子です。
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瓦を撤去している最中です。瓦一段一段のあいだに、大量の土が入っています。
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雑草の生えていた箇所です。深くまで根が張っていることが分かります。現場調査の日に除草してから一か月ほど経過していましたが、すでに雑草が生え始めていました。
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棟の瓦を撤去し終えた様子です。瓦の撤去作業では大量の土が出るので、完工後の清掃は必ず行います。
今回は棟の瓦の撤去作業の経過を紹介しました。

和瓦の棟は瓦を一段ずつ重ねるようにして積むことで施工されます。

この時、一段毎に間に土を挟みます。

この間の土の中に水が回ると、今回のように雑草が生えたり、雨漏りの原因にもなります。

次回からは、新たな棟を施工していきます。

合わせてご覧ください。




次回は、新しい棟の施工を紹介していきます。

ぜひご覧ください。

知多市棟改修工事 3

前回に引き続き、知多市の棟改修工事を紹介していきます。

今回は新たな棟の下地を施工し、瓦を設置していきます。
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こちらは前回紹介した棟の撤去作業が終了した時の写真です。
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棟の野地に向けて「強力棟」と呼ばれる部材をビス固定します。強力棟の先端に黒くて細長い芯材固定します。芯材は人工樹脂製の垂木と呼ばれる部材です。
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垂木の周りをモルタルで成形します。モルタルとは南蛮漆喰とも呼ばれる材料で、葺き土はもちろん漆喰よりも吸水率はが低く、水をはじきます。
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全ての棟に同様の施工をしていきます。
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新たな瓦を施工していきます。瓦は一枚一枚ビスで固定します。この時、瓦を固定しているビスは先ほど施工した垂木に向けて打ちます。
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こちらは、工事開始前の棟の様子です。見比べると、公示後はシンプルな構造になっていることが分かります。
今回は、知多市で行った棟の改修工事について紹介しました。

棟はほとんどの屋根に存在し、雨水対策の点でも非常に重要な部分です。

棟に水が浸入しているような現場ではこういった棟の改修工事を行うことで棟の防水性能を改善できます。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

知多市棟改修工事 1

知多市にて棟改修工事を行いました。

今回は、現場調査の様子を紹介します。

お客様からは、「屋根から雑草が生えてきた」というお問い合わせをいただきました。

瓦屋根の下には葺き土(ふきつち)と呼ばれる大量の土が入っているため、

水の浸入具合によっては、雑草が生えてしまうケースも珍しくありません。
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雑草は全て、棟の部分に集中していました。
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棟の漆喰です。剥がれ等の劣化が目立ちます。また、漆喰が手前に出っ張りすぎています。
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雑草の生えている箇所からして、棟に水が回ってしまっていると推測されます。また、屋根のほとんど全ての棟から生えてしまっているので、棟の施工方法に問題がある可能性が高いです。
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ひとまず見栄えの問題を考慮し、除草作業をしました。しかし、雑草の根は棟の奥に張っているため、根本解決をするには棟の瓦を撤去し、正しく復旧する必要があります。
今回のお客様には、既存の棟瓦を全て撤去し、新たな瓦で復旧するというプランを採用していただきました。

また復旧する際は、もともと施工されていた和瓦仕様の棟の構造ではなく、

平板瓦や洋瓦などと同じシンプルな構造で復旧することを提案し、承諾していただきました。

次回からは工事の様子を紹介していきますので、合わせてご覧ください。

屋根工事「ルーフィングの役割と種類」

ルーフィングとは

ルーフィングとは「下葺き材(したぶきざい)」や「防水シート」と呼ばれる屋根の部材の一種です。

ルーフィングなどの下葺き材は、屋根材(瓦やスレートなど、屋根の一番外側の部材)の下に施工されています。

ルーフィングが開発される前は、塩ビ製のものや、杉皮が使用されていました。

ルーフィングの役割

ルーフィングの役割は、屋根材の下(裏)に浸入した雨水を軒先まで排出し、野地板を雨水から守ることです。


野地板と呼ばれる屋根を乗せるための板は、木材のものが主流です。

木材は水を吸いやすいので、屋根材の下へ入り込んだ雨水を野地板が吸い続ければ、腐食が進み、危険な状態となります。

そこで、水をしっかりとはじき、野地板に吸わせることなく屋根の下まで流し切るのがルーフィングの役目です。

アスファルトルーフィング

アスファルトルーフィングとは、ルーフィングの最初期の製品です。

簡単に言えば、フェルトのような材質の紙をアスファルトに浸して製造するものです。

基材が紙なので、破れやすく、現在では比較的安価に製造されています。

現在でも、アパートや公共施設などの大型建築で使用されています。

改質アスファルトルーフィング

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改質アスファルトルーフィングとは、アスファルトルーフィングに改良を加えたものです。

改良点として

・基材を紙ではなく合成繊維不織布にし、破れにくさ向上

・改質剤を使用し、破れにくさと温度への耐性の向上

などがあります。


改質剤とは、ゴムや樹脂を中心とした成分のことです。


このことから「改質アスファルトルーフィング」は

「ゴムアスファルトルーフィング」、もしくは「ゴムアス」と略して呼ばれることもあります。

現在の新築やリフォームなどでは多くの場合、この改質アスファルトルーフィングが採用されています。

粘着アスファルトルーフィング

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粘着アスファルトルーフィングには、ルーフィングの裏側(野地板側)に粘着層があります。

この粘着層のおかげで、両面テープのように野地板に直接ルーフィングを貼り付けることができます。

従来のルーフィングでは野地板に貼り付ける際に、ハンマータッカーと呼ばれる工具とステープルを使用します。

ハンマタッカーでステープル(ホッチキスの針のようなもの)を打ち付けることで、ルーフィングを野地板に貼り付けます。

しかしこの方法は、

・ごくわずかではあるが、ルーフィングに穴を開けることになる

・ホッチキスの針そのものが鉄製で、水を吸いやすく劣化しやすい

という弱点もありました。

粘着アスファルトルーフィングはこの弱点を克服できます。


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しかし粘着アスファルトルーフィングは比較的高価になりやすいことから、一部の屋根でしか使用されていません。

この一部の屋根とは、「緩勾配(かんこうばい)」の屋根のことであり、屋根の傾斜が緩い屋根のことです。

屋根の傾斜が緩いと、屋根上を流れる水が下へ流れにくくなり、水が屋根に溜まりやすくなります。

水が屋根に溜まっても問題がないようにするため、緩勾配の屋根では粘着アスファルトルーフィングを使用しています。

透湿ルーフィング

透湿ルーフィングとは、アスファルトを使用しない、新たなルーフィングです。

その名の通り湿気を逃がすルーフィングです。

屋根を支える野地板を雨水から守るという従来のアスアルトルーフィングの防水という役割はそのままに、湿気を逃がす機能を備えています。

その透湿性は、アスファルトルーフィングと比べて150~200倍と言われています。

木材の腐食は、直接雨水を吸わずとも、長期的な湿気や結露を原因として起こります。

また、換気性にも優れ、湿度や熱気の溜まりやすい小屋裏の温度を下げることもできます。

これにより「一階に比べ二階の部屋がとても蒸し暑く、なんとかしたい」というような悩みを解決できます。

同時に、耐久年数も従来のアスファルトルーフィングより長いと言われ、優れたルーフィングです。


しかし透湿ルーフィングの透湿性を活かすには、野地板と屋根材の間に空気層が必要になります。

せっかく透湿ルーフィングを敷いても、真上に屋根材が密着していれば、効果は減少してしまいます。

透湿ルーフィングに適した屋根とは、野地と屋根材の隙間が多いS瓦や和形、もしくは、二重野地板の工法などにしなければなりません。

最後に

今回は、ルーフィングの役割と種類について解説しました。

このほかにも、様々な種類のルーフィングがあります。

屋根工事をする際に気になった方は、ぜひ業者さんに質問してみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

常滑市 屋上防水工事 

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屋上防水処理の工事です。まずは屋上に設置されている太陽光パネルを一旦撤去します。
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撤去途中の様子です。
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全てのパネルを撤去しました。
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撤去したパネルはよけて置き、雨に濡れないように養生します。
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防水処理の前に屋上を洗浄します。高圧洗浄機で汚れを落とします。
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洗浄完了時の様子です。
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今回はウレタンと呼ばれる塗料を塗って塗膜を作る、塗膜防水です。画像はウレタンを塗った後の様子ですが、よく見ると細かい網目が見えます。
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写真は今回とは別の物件です。ウレタン防水の際にはこの網目状の布(メッシュ)を入れ、塗膜を補強します。
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一日置いて乾くのを待ち、翌日に仕上げの塗装を行います。
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仕上げの塗装の様子です。細かいところは刷毛、大きな面はローラーで塗っていきます。
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防水処理が完了した時の様子です。
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太陽光パネルを復旧し、完工です。
今回は常滑市にて行った防水処理工事の様子を紹介しました。

屋上に限らず、防水工事は定期的なメンテナンスが重要です。

気になる方は、ぜひ一度点検することをお勧めします。

西区 漆喰補修工事 2(風切り丸・葺き土交換)

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こちらは「風切り丸(かざきりまる)」と呼ばれる部位の施工前の写真です。漆喰にコケやカビなどによる黒ずみがあり、剥がれてきています。
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瓦を一旦外します。中の土を全て取り出し、廃棄きます。
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風切り丸を外し終えた様子です。手前に置かれている瓦が、外してよけてある風切り丸に施工されていた瓦です。
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葺き土の代わりとして、モルタル(南蛮漆喰)と呼ばれる材料を乗せていきます。
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こちらは別の場所の風切り丸です。モルタルを乗せ終わり、その上から瓦を乗せます。白色のものを使用しているので、表面に漆喰を塗る必要はありません。
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施工後の写真です。
今回は、西区で行った漆喰補修工事の、風切り丸の土交換を紹介しました。

前回の記事で、棟や壁際の漆喰の塗り替えも紹介しています。

ぜひご覧ください。

西区 漆喰補修工事 1(漆喰塗り替え)

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足場設置後の全景です。今回は、漆喰の塗り替えと「風切り丸(かざきりまる)」と呼ばれる瓦の土台の土の交換をします。
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こちらは隅棟の、端部になります。棟の先端に施工される鬼瓦の裏側には、棟と鬼瓦のジョイントから入り込む水を防ぐために「鬼巻漆喰」を施工します。
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漆喰塗り替え後です。鬼巻漆喰はほかの部分と比べて大きいので、塊ごとボロボロと剥がれることが多く、メンテナンスが重要な部分です。
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本棟と呼ばれる、地面と水平になっている棟です。棟の漆喰は、瓦の土台となる葺き土を守る重要な部分です。
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漆喰塗り替え後の写真です。このように定期的にメンテナンスすることで、棟からの雨漏りを防ぎます。
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一階屋根の本棟です。鬼瓦の裏側を「鬼巻漆喰」と呼ぶのに対し、棟の一番下の部分の、屋根面と接する漆喰を「棟面戸漆喰」と呼びます。
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漆喰塗り替え後です。
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こちらは屋根と外壁が接する「壁際」と呼ばれる部分で、この部分の漆喰を「壁際面戸漆喰」と呼ばれます。今回は真上にベランダがあります。
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塗り替え後の写真です。
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こちらは外壁のコーナー部分です。角の漆喰が割れており、放置すれば中に雨水が入ってしまいます。
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塗り替え後の写真です。
今回は漆喰の塗り替え工事を紹介しました。

次回は、風切り丸と呼ばれる瓦の葺き土交換を紹介します。

ぜひご覧ください。

港区 葺き替え工事 3 

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既存の野地だったバラ板の上に、新たな野地板を設置しました。現在主流のコンパネ合板と呼ばれる木板を使用しています。
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コンパネ合板の上に、ルーフィングと呼ばれる材料を敷きます。今回は「改質アスファルトルーフィング」と呼ばれるもので、防水シートの役割を果たします。
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全てのルーフィングを敷き詰め終えた状態です。
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ルーフィングの上から、瓦を引っ掛けるための桟木(瓦棒)を一定間隔で横方向に打ち付けます。写真は桟木施工後、瓦を屋根上にあげた状態です。
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瓦を施工していきます。瓦一枚一枚を桟木(黒い樹脂製のものを採用しました)に引っ掛け、釘で桟木に固定します。
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全ての瓦を施工し終えた状態です。
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一階屋根は外壁と接しているので、壁際板金と呼ばれるものが必ず施工してあります。今回は、元の瓦よりも新しい瓦の方が高さが低いため、壁際板金と瓦の間に大きな隙間ができてしまいます。
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雨漏り対策のため、一回り大きな板金を上から被せるようにして雨水が壁際から入らないようにします。
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完工時の様子です。


今回は、港区で行った葺き替え工事の様子を紹介しました。


以下に、参考になる記事をまとめましたので、よければ合わせてご覧ください。



港区 葺き替え工事 2

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前回、棟の撤去作業を紹介しましたので、今回は平部と呼ばれる部分から、すべての瓦の撤去を行います。
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平部とは、屋根の面の部分のことで、上から順に、屋根の端部まで全てを撤去していきます。
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こちらは、瓦をほとんど撤去した時の様子です。画像左側に瓦一枚に対してひと塊の葺き土が乗っているのがよくわかります。
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葺き土まで全て撤去した時の様子です。
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屋根の裏側の様子です。屋根一面に杉皮が敷き詰められているのが分かります。
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こちらは、杉皮を間近で撮影した写真です。細長い木の棒は杉皮押さえと呼ばれる木材です。杉皮を押さえ、葺き土がずり落ちないように釘で打ち付けられています。
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こちらは、撤去作業の時に出た大量の廃材です。瓦はそのまま屋根下へ下ろしますが、土や杉皮などは一度袋に入れて下ろします。
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廃材を下ろしている様子です。大量の廃材はフレキシブルコンテナバッグ、通称フレコンと呼ばれる大きなゴミ袋のようなものに入れていきます。
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杉皮まで、全ての廃材を撤去した様子です。今回の物件では、野地板にはバラ板と呼ばれる板を使用しており、隙間が多いので、葺き替えの際に新たな野地板を使用します。
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廃材運搬の様子です。廃材処理業者にクレーンでフレコンを釣ってもらい、処理場まで運んでもらいます。


今回は、屋根の平部からすべての瓦や葺き土の撤去作業を紹介しました。

瓦屋根の撤去作業では、ほとんどの場合この葺き土などの大量の廃材が出ますので、廃材処理費も高額になります。

また、屋根の形状や物件の立地条件などにより、廃材を屋根下に下ろすのにかかる時間は異なります。

今回の記事に関連する記事を下記にまとめましたので、合わせてご覧ください。

港区葺き替え工事 1



港区 葺き替え工事 1

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まずは足場を設置します。こちらは設置前の様子です。
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設置途中です。
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足場の設置完了の時の写真です。
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足場の設置後、敷地外への廃材の飛散防止のために養生ネットを設置します。特に瓦の葺き替えは廃材が多く、ネットが必須です。
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既存屋根の瓦の撤去作業です。瓦の撤去は、屋根面と屋根面がぶつかって山折りに隆起する「棟」と呼ばれる部分から始めます。
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棟撤去の途中です。土葺き工法の瓦屋根であるため、瓦を撤去すると中には「葺き土」と呼ばれる土が大量に出ます。
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全体の様子です。瓦の撤去作業は大掛かりな工事になることが多く、多人数での工事になる傾向があります。
今回は、名古屋市港区の葺き替え工事の一部を紹介しました。

葺き替え工事とは、分かりやすく言えば既存の屋根を新しいものに交換する工事です。

特に土葺きの瓦屋根は、この葺き替え工事を行う場合が多いです。

今回の記事に関連する記事を下記にまとめましたので、よろしければご覧ください




屋根漆喰のリフォームについて

漆喰廻りのリフォームについて

前回説明したように、屋根の漆喰は棟と呼ばれる部位に使用されています。

 

よって、漆喰の劣化でお問い合わせいただいたお客様にご提案するのは、多くの場合棟のリフォームになります。

 

中でも提案する機会の多い工事内容は以下の三つです。

 

・漆喰塗り替え

 

・棟積み替え

 

・棟積み直し

漆喰の塗り替え

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文字通り、古い漆喰を新しいものに交換します。

 

既存の漆喰を剥がし、出てきた葺き土の表面に新たに漆喰を塗ります。

 

棟補修工事などと比べると、工期や工事費用が抑えられるのが特徴です。

 

まれに、漆喰補修の際に、既存の漆喰を剥がして塗り替えず、既存の漆喰の上から塗り増しされているケースがあります。

 

しかし、棟の漆喰が手前の方で納まっている施工は、雨漏れ対策の面で非常に危険です。

 

漆喰が手前の方で納まっているということは、葺き土も広く載せてあるということです。

 

つまりは、棟に入り込んだ水を吸う面積が広いということなので、水が回りやすくなります。

棟補修工事・棟の積み直し、積み替え

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次に、棟の積み直しと積み替えについてです。

 

どちらも、棟を一度撤去するまでは同じ工程になります。

 

積み直しの場合は、既存の瓦を使って元通りの棟を復旧します。

 

 

 

積み替えの場合は、新たに仕入れた瓦を使って棟を復旧します。

 

この時、耐震性や雨漏り対策などの観点から、お客様のご要望によっては

 

元通りの棟ではなく、簡略化した棟に変えることもあります。

最後に

今回は、屋根漆喰のリフォームについて解説しました。

 

屋根漆喰は劣化が早く、お問い合わせも多い箇所です。

 

リフォーム以外にも、漆喰の役割や劣化の症状などについても解説しています。

 

合わせてご覧ください。



屋根工事に使用される漆喰とは?

屋根漆喰の劣化について

屋根漆喰の劣化について

漆喰の劣化について

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前回、屋根に使用される漆喰は、どのような場所でどんな役割を果たしているのかを解説しました。

漆喰は、屋根の様々な部材の中でも、特に劣化が早い材料です。

今回はそんな漆喰が、どのようにして劣化するのかを解説していきます。

漆喰の劣化・よくあるパターン

漆喰の劣化は様々ですが、よくあるケースとして


・漆喰が黒ずんできた


・漆喰が剥がれてきた、落ちてきた

 

などのケースが挙げられます

漆喰の黒ずみ

外に出て屋根の棟や隅棟の漆喰を眺めてみると、なんとなく黒ずんでいることがあります。

 

中には真っ黒で、漆喰があるのかどうか判別がつきにくいこともあります。

 

これらの黒ずみは、漆喰に生えているカビやコケが原因です。

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漆喰が、少し黒ずみ始めている様子です。
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カビやコケで、完全に漆喰が黒くなっている様子です。

これらのカビやコケは、一度生えてしまうと漆喰の中に根を張り、漆喰の表面についた雨水を、どんどん奥へと吸い上げてしまいます。

 

そうすれば漆喰の劣化はさらに進み、カビやコケを繁殖させるという悪循環になってしまいます。

漆喰の剥がれ

漆喰が劣化しているケースでは、屋根から漆喰が剥がれ落ち、庭先で見つかるというようなケースも多いです。

 

漆喰は、中にある葺き土(屋根の瓦を施工する際に使用する土。瓦と下地、瓦と瓦を接着する時に使う)を守るため、葺き土の表面に塗られています。

 

しかし、葺き土と漆喰でそれぞれ別の材料なので、劣化の進み具合によっては簡単に剥がれてきてしまいます。

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漆喰が剥がれ、葺き土が露出してしまっています。
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漆喰の半分だけ剥がれ落ちてしまっています。

なので、漆喰が剥がれ落ちているということは、棟の葺き土がむき出しの状態ということです。

 

葺き土は、漆喰よりも多くの水を吸ってしまいます。

 

そのまま水を吸い、晴れの日に乾くなどすると、葺き土の劣化を早めることになります。

 

棟の葺き土が劣化して形などに変化があると、棟に積まれている瓦の並びも歪んでいき、さらに多くの雨水を呼び込むことになります。

 

これが悪循環となり、雨漏れに繋がってしまうのです。

漆喰、棟のリフォーム


それでは、漆喰が劣化してしまったときは、どのようなリフォームをして対処するのでしょうか?

 

弊社で、漆喰の劣化のお問い合わせ時にご提案することが多いプランとして、「漆喰のやり替え」、「棟の積み直し」、「棟の積み替え」などがあります。

 

次回は、この三つの屋根リフォームについて解説致します。

 

ぜひご覧ください。


屋根漆喰のリフォームについて

屋根工事に使用される漆喰とは?

瀬戸市 棟積み替え工事 3

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前回の最後の写真です。棟の真ん中に通っている垂木の周りに、モルタルを塗り終わった様子です。
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新しい冠瓦を施工します。モルタルが乾いて固形になった後、冠瓦のビス穴に、ビスを垂木に向かって打ち込み、固定します。
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全ての冠瓦の施工が完了した時の様子です。施工前とは形が異なります。
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施工前と施工後の写真です。

施工前には、棟には一番下の台熨斗瓦(だいのしがわら)や、冠瓦と台熨斗瓦の間に数段積まれている熨斗瓦(のしがわら)があります。

施工後では、冠瓦のみで施工されています。

冠瓦のみで施工を行うのは、和型と呼ばれる瓦の種類以外で、多く行われる施工方法です。

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棟以外にも行った工事を紹介します。こちらは、1F屋根の写真です。「隅棟」と呼ばれる、屋根の角に向けて斜めに置かれている棟の様子です。
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こちらの隅棟は、漆喰の塗り替え工事を行いました。特に屋根の角と反対側の「裏鬼」と呼ばれる部位の漆喰は剥がれやすく、定期的なメンテナンスが必須です。
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こちらは、屋根と壁が接する「壁際」と呼ばれる部位の漆喰です。黒ずんでいるのは、ほとんどの場合カビやコケが原因です。
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こちらも漆喰をやり替えました。既存の漆喰は剥がし、新たな漆喰を塗ります。漆喰の上に新たな漆喰を塗る塗り増しは行いません。
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こちらも一階屋根で、棟の様子です。棟の一番下にある、台熨斗瓦(だいのしがわら)という瓦が大きくズレています。放っておけば、水が入り、雨漏りの原因になります。
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台熨斗瓦のズレを直すため、一部分だけ瓦をめくっていきます。
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台熨斗瓦(だいのしがわら)の下の漆喰も、新しく塗り替えます。
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瓦のズレを直し、下から順番に元に戻していきます。戻す際には、既存の土ではなく、モルタルを使用します。
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元通りになりました。このあと、棟をめくるために切った銅線も復旧します。
今回は瀬戸市でお問い合わせいただいた屋根リフォームを紹介しました。

棟は屋根の中でも重要な部位です。

雨漏りの原因として、棟周辺の劣化が原因であることは少なくありません。

今回の工事費用などに関して、施工事例でも紹介しています。

こちらからぜひご覧ください。

瀬戸市 棟積み替え工事 2

前回の続きからになります。

前回は、既存の棟の瓦や葺き土(瓦を施工するときに使用された土です)を撤去し終えました。

今回から、新しく棟を施工していきます。
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棟の部分の野地板に「強力棟」と呼ばれる部材を固定します。
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こちらは強力棟の写真です。下側の足のような部分の穴からビスで野地板に固定します。上部分の支えに、垂木と呼ばれる細長い棒状の部材を乗せます。
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写真のように、強力棟をまっすぐ並べます。この上に垂木を乗せ、支えるようにします。
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強力棟に垂木を乗せた写真です。この垂木に向けて、冠瓦と呼ばれる瓦をビスで固定します。これにより、従来の土に垂木を乗せているだけの状態より固定する力が強くなり、耐震性などが向上します。
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モルタルと呼ばれる材料を垂木の周りに成形していきます。モルタルは、従来の漆喰や土に代わる材料で、漆喰よりも水を吸いにくくなっています。撤去前は土だった部分も、モルタルを使用し、棟の下から雨水が浸入するのを防ぎます。
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垂木廻りは全てにモルタルを塗っていきます。
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モルタルの施工が完了した時の様子です。

この後、写真の下に見える新しい冠瓦を施工していきます。






今回は、強力棟の施工からモルタルまでを紹介しました。

次回は新たな冠瓦の施工などを紹介します。

ぜひご覧ください。

瀬戸市 棟積み替え工事 1

今回は瀬戸市から屋根の漆喰などが劣化しているので見てほしいとのお問い合わせをいただきました。

調査したところ、2階の屋根の棟と呼ばれる部分を新しくするというご提案になりました。

(棟とは、屋根の面と面がぶつかって山折りに隆起している部分です)
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棟の積みかえのため、まずは既存の棟を撤去します。作業のための木板を屋根に引っ掛け、工事の準備をします。
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撤去作業を始めます。棟の中でも一番上に積まれている「冠瓦」から順に撤去します。
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冠瓦の下にある「熨斗瓦(のしがわら)」を上から順に撤去していきます。
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棟の中の土も、全て廃材として処分します。
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土や瓦といった大量の廃材は一時的にどけておき、後で屋根から降ろします。
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全ての棟を撤去し終えました。
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今回現場から出た廃材です。廃材の処分も引き受けています。

廃材には処分費もかかります。






次回からは、新たな棟の施工の様子を紹介します。

こちらからぜひご覧ください。

CBCラジオの「終活応援団!長谷雄蓮華の人生楽らくラジオ 」に出演致しました。

弊社の専務取締役である坪井健一郎が「終活応援団!長谷雄蓮華の人生楽らくラジオ」という番組に出演致しました。

終活応援団!長谷雄蓮華の人生楽らくラジオ
CBCラジオ
2020/07/05/日 | 19:30-20:00
放送枠です。


7月7日の16:22までこちらからご視聴いただけますので、ぜひご覧ください。



出演番組「終活応援団!長谷雄蓮華の人生楽らくラジオ」URL

阿久比町 板金屋根葺き替え 3

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前回の最後の様子です。ルーフィングを貼り付け、立ち上がり部分のウレタン防水の二回目の塗装が終わった状態です。
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新しい屋根になる板金を、屋根上に引き上げました。今回は、立平と呼ばれる板金を施工していきます。
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屋根を新しく工事するときは、それぞれの端部(軒やケラバと呼ばれる部分)から施工を始めます。必要に応じて、現場ひとつひとつに最適な寸法に加工します。
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屋根廻りの立ち上がりの端部です。
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屋根の平らな面です。一枚一枚の長い板金の間は、写真のようにカバーを設置し、つなぎ目の部分から水が入らないようにします。
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端部と平らな部分の施工が終わった状態です。
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ウレタン防水の上塗り(三回目の塗装)です。
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こちらはかなり大きなサイズの板金を加工しているときの様子です。屋根廻りの立ち上がりの部分(パラペットと呼ばれます)に施工する板金を作っています。
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全ての工事が完了した時の様子です。
今回は、立平板金の葺き替え工事を紹介しました。

今回の施工事例をこちらで紹介しています。

工事費用も紹介していますので、ぜひご覧ください。

阿久比町 板金屋根葺き替え 2

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前回の最後の写真です。新たな野地板が張られ、ここから新しく屋根を施工していきます。
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ルーフィングと呼ばれる、布のような防水シートを貼り付けていきます。写真のように折れ曲がっている部分は、ルーフィングが破けやすいので、先に部分的に貼り付けます。
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全体的に貼り付けていきます。巻いてある状態のルーフィングを転がしながら貼り付けていきます。
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ルーフィングの施工が完了した状態です。水を吸いやすい木材を守るため、現在の屋根工事では必ずこのルーフィングと呼ばれる部材を施工します。
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こちらは、増築部分の屋根と、既存部分の陸屋根(地面と水平な屋根)のつなぎ目の立ち上がり部分の防水処理の様子です。透明なプライマーと呼ばれる塗料を塗った後、編み目状のメッシュシートを貼り付けます。
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メッシュシートの上からウレタン塗料を塗ります。
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ウレタン塗料を塗るため、バケツに材料を入れ、屋根に上がって作業を行います。
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最後まで塗り終わりましたが、ウレタン防水はプライマー1回、ウレタン2回の3回塗りが基本です。一度目のウレタン塗装が終わったので、乾燥のために日を置きます。
今回はルーフィング~防水処理の下塗り、中塗りまでを紹介しました。

次回はいよいよ、新たな屋根板金を施工していきます。

ぜひご覧ください。

阿久比町 板金屋根葺き替え 1

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施工前の様子です。屋根の中央が平たく、周りが盛り上がっているので、雨水がたまりやすい危険な形状です。
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立ち上がり以外の板金を撤去した状態です。長年水が溜まり続けた影響か、下地が完全に傷み切ってしまっています。
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劣化した下地の部分です。板金の下で腐食が進んでしまっています。
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屋根の板金の下にあった野地板を撤去している様子です。野地板を支えていた木材もダメージを受けていたので、必要な部分を取り替えます。
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取り替えている様子です。屋根下の木材の傷みは、屋根の崩落に繋がりますので、必ず交換する必要があります。
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こちらは、今回の物件で出た廃材の写真です。廃材が多くなる工事では、廃材処分費も高くなります。
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新たに野地板を取り付けます。
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屋根廻りの野地板もすべて交換します。
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野地板交換が完了した時の様子です。
今回は増築部分の屋根の葺き替え工事になります。

板金屋根ですが、屋根形状が水を溜めやすい形状となっています。

次回からは新たな板金を工事する様子や、増築部分と既存部分のつなぎ目の防水処理などを紹介していきます。

屋根工事に使用される漆喰とは?

漆喰とは

そもそも漆喰とはなんなのでしょうか?

漆喰とは、石灰を焼いたものに水を加えた、「消石灰」と呼ばれるものを主材料とする建材です。

 

耐火性に優れ、古くから家の様々な部分に使われてきました。

 

屋根において漆喰を使う場所は、主に「棟」と呼ばれる部分です。

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棟とは、屋根面と屋根面がぶつかり、山折りに隆起している部位です。

 

これらの部位には、屋根の中でも棟専用の施工がされます。

 

棟を施工するとき、漆喰は古くから使われてきました。

漆喰の使われる箇所

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画像は、和型と呼ばれる日本で古くからある瓦屋根の棟の写真です。

 

棟には様々な種類の瓦が積まれていますが、この一番下に塗られている白い部分が漆喰です。

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画像はS型と呼ばれる瓦の漆喰です。


和型もそれ以外の瓦も、棟の瓦を支える部分に塗られているのが分かります。

漆喰の役割

なぜ、棟には漆喰が使われているのでしょうか?

 

答えは、棟に使われている「葺き土(ふきつち)」を守るためです。

 

比較的古い瓦屋根では、瓦を屋根に接着するのに「葺き土」と呼ばれる泥を使用します。

 

「葺き土」は、時間が経つと普通の乾いた土と変わらないので、水を吸いやすくなります。

 

棟の部分にもこの葺き土は使用されており、そのままでは水を吸いやすいままの葺き土が野ざらしになります。

 

この土を守るため、漆喰を塗って葺き土を保護するのです。


※棟の構造についてはこちら

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写真は、和型瓦の屋根の棟の構造です。


様々な種類の瓦を積み上げ、棟を作り上げます。


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図は、和型の瓦屋根の棟を上から見た時の断面図です。

 

図のように、葺き土の表面に厚さ5ミリほどの漆喰を塗ります。

最後に

今回は、屋根に使われる漆喰の役割について解説しました。

 

漆喰は、棟と呼ばれる重要な部分で雨水から屋根を守る重要な材料です。

 

漆喰の劣化が見られる場合は、早めに業者へ補修の依頼をすることをおすすめします。


次回は、屋根漆喰の劣化現象について紹介、解説します。ぜひご覧ください。

屋根漆喰の劣化について

屋根漆喰のリフォームについて

東海市 屋根雨漏り補修工事 3

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こちらは屋根と壁のつなぎ目に施工する雨押え板金です。現場調査の際にはコーキング処理がされていましたが、雨水の逃げ道をふさぐ可能性があるため撤去しました。
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高所作業車での作業の様子です。雨どいの取り付けを行いました。仮設足場の設置が厳しかったり、今回のように足場が必要な作業が少ないときは、高所作業車の方が費用を抑えられる場合があります。
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こちらは追加工事を承った外壁波トタンの部分です。塗装をするため、下地の補修とケレンを行っていきます。
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下地補修の様子です。ところどころの下地が弱い部分に木材を噛ませ、波トタンを補強します。
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ケレン作業の様子です。ケレンとは、外壁を塗る前に表面の錆びを削ってゆく作業のことです。
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下塗りの様子です。外壁塗装は多くの場合三回塗りで、下塗り、中塗り、上塗りと呼ばれます。
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中塗りです。下塗りは下塗り材と呼ばれる塗料を塗り、中塗りと上塗りは基本的に同じ塗料を塗ります。
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上塗りまで完工した時の写真です。
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塗装完了後の写真です。

今回は東海市からお問い合わせいただき、屋根の雨漏り補修と外壁波トタンの塗装を行いました。


また、こちらの工事について施工事例にも紹介しております。

工事費用についても紹介しておりますのでこちらからぜひご覧ください。


東海市 屋根雨漏り補修工事 2

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こちらは棟板金の撤去の様子です。棟板金を固定している釘を引き抜いてめくっていきます。
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棟板金を撤去した部分です。棟板金を固定するための木材の下地が見えます。黒い布のようなものは、下地の劣化を抑えるために敷かれていたフェルトです。
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棟板金の下地木材も撤去していきます。板金を交換する際、下地も新しいものに交換します。
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新たに下地を設置しました。今回は木材でなく、樹脂製のものを使用しました。
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新しい棟板金の設置が完了しました。今回は茶色のものを使用しています。
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ケラバ板金の交換です。破風板の交換と一緒に進めていきます。
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破風板の撤去作業です。長さ2メートル弱ほどの破風板を取り外し、新たな破風板を取り付けます。
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新たな破風板です。木材の破風板を吹き曝しのままでは雨水を吸いやすいので、後ほど塗装も行います。
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ケラバ板金と破風板の交換が完了しました。
今回は、屋根の各部位の補修を行いました。

次回は雨樋と、追加工事を承った外壁波トタンの塗装です。

こちらからぜひご覧ください。

東海市 屋根雨漏り補修工事 1

東海市にて天井から雨漏りしているとのお問い合わせがありました。

現場調査にお伺いし、屋根の点検を行いました。
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屋根はスレート屋根です。経年劣化が著しく、激しい色あせが起こっています。
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棟板金と呼ばれる、棟部に被せる板金です。棟板金のつなぎ目の部分にコーキング処理がされています。雨水の逃げ道をふさぐ可能性があるので、当社では行わない施工方法です。
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こちらは破風板と呼ばれる木材です。屋根の両端に設置する木材です。この破風板は腐りや傷みの激しい状態で、交換が必要です。
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こちらは雨押え板金と呼ばれる板金です。一階部分などの屋根に多く見られる構造で、壁の途中から屋根が続くような形の場所に、必ず施工される板金です。
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こちらは雨押え板金をアップで撮影したものです。雨押え板金と壁のすき間にコーキング処理がされています。こちらも雨水の逃げ道をふさいでしまうので、当社ではコーキング処理を避ける箇所です。
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雨樋が破損し、落ちてきてしまっています。屋根の補修に加え、新たな雨樋の設置と、既存雨樋の補強も必要と考えられます。
最初は既存のスレート屋根の上から新たな屋根材を被せるカバー工法を提案しました。

しかしお客様の費用を押さえたいというご要望を尊重し、屋根の各部位を補修する屋根補修を提案させていただき、採用いただきました。

今回、
・棟板金の交換
・破風板の交換
・ケラバ板金の交換
・雨押え板金のコーキング除去
・破風板の交換
・雨樋の設置

を行います。

また追加工事として、外壁の波トタン部分の塗装も承りました。

次回から、工事の様子を紹介していきます。

こちらからぜひご覧ください。

追加のコロナ対策(名古屋市 中区)

パーテーション(受付)
坪井利三郎商店では、これまでもコロナウィルス感染症拡大予防の一環としてマスク、手洗い、消毒、換気等にも気を付けて参りましたが、お客様にさらに安心してご来社頂けるよう、受付にアクリル板のパーテーションを設置致しました。
パーテーション(打合せスペース)
屋根や壁に関する不安や疑問のご相談をさせて頂く際は、しっかりとお客様のご要望をお聞きするためにも、打合せ時にはどうしても長い時間対面でお話させて頂くことになります。

こうした濃厚接触になりがちな状況にも安心して頂けるよう打合せテーブルにもアクリル板のパーテーションを設置致しました。

瓦屋根の棟の構造について

今回は、瓦屋根の時の棟の成り立ちについて解説していきます。

棟とは

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棟とは、屋根の一面と一面がぶつかり、山折りに隆起している部分のことです。

 

 

使用する屋根材や設計、仕様によって様々な種類があり、綺麗に納めるには技術と知識、経験が必要です。

 

正しく施工されていないと、雨漏りなどのリスクも高まります。

和瓦屋根の棟の構造、成り立ち

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写真は、和型と呼ばれる和風の瓦屋根の棟を横から見たものです。

 

下から順に

漆喰(しっくい)

台熨斗瓦(だいのしがわら)

熨斗瓦(のしがわら)

冠瓦(かんむりがわら)

 

の順番で積み重なっています。

 

屋根工事の時、棟を工事することを特に「棟を積む」と呼ぶことがあります。

 

様々な種類の瓦を上に順番に積んでいくため、このように呼ばれます。

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