瓦は非常に耐久性が高い屋根材ですが瓦屋根でも、雨漏りを引き起こすことがあります。ただし、瓦が原因で雨漏りを引き起こすことはまれです。
瓦屋根の家屋で雨漏りが発生した場合は、瓦ではなく瓦屋根を構成する建材のいずれかに問題が起こっている可能性が高いと考えられます。
瓦の寿命は30年〜50年以上ですが、瓦屋根を構成する「野地板(下地)」や「ルーフィング(防水シート)」「漆喰」などの建材はそこまでの寿命はありません。
そのため瓦ではなく、その他の建材に寿命が来て雨漏りを引き起こしているのではないかと考えるのが一般的です。