それら屋根材は、野地と呼ばれる屋根の下地となる木板の上に載せられ、お家を雨風から守っています。
野地と言えば、屋根に使用される下地の板ですが、実際には様々な種類の野地板があります。
最近のお家で一番よく見かけられるのは構造用合板と呼ばれる12ミリほどの厚さを持った丈夫な木板を使用するケースです。
特殊なもので言えば耐火野地という、セメントなどを使用して作られたより火災に強い野地もあります。
今回紹介するのはバラ板と呼ばれる野地に使用される木板の一種です。
バラ板とは、構造用合板などが使用される以前に使用されていた野地部材のことです。
細長い薄い木板を並べ上げ、その上に瓦や瓦を施工する際の土を乗せていました。