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今だからこそ、太陽光発電を設置する意味

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東京都で施行予定の「太陽光設置義務化」条例をご存じでしょうか?

温室効果ガス排出量半減に向けた、小池知事の政策のひとつです。

太陽光発電は環境にやさしい発電方法のひとつであることは間違いありません。

しかし太陽光発電システムには環境問題以外にも設置した人にとって大きなメリットのあるものでした。

それが「太陽光発電で発電した電力を電力会社に売って儲かる」ということです。

かつて巻き起こった太陽光発電ブームの時代、太陽光パネルで発電した電気は1キロワットあたり40円台の値段で売電することが出来ました。

さらにこの値段での買取を設置後規定年数は保証するという仕組みのおかげで、太陽光設置のリフォーム代の元を取ったうえでさらに得になります。

この仕組みが太陽光発電設置ブームの火付け役となり世間がこぞって太陽光発電リフォームを行いました。


しかし現在、太陽光発電を新設した際の保証売電価格は1キロワットあたり16円となっています。

全盛期に比べると半分以下の売電価格になっており、太陽光発電で得をするという目的は現実的ではありません。

では、太陽光発電はもはや意味のない損ばかりのリフォームなのでしょうか?

実はそうとも言えないのが、昨今の世間の動きからわかります。

結論から言うと太陽光発電は

「載せて得する」時代から

「載せて損を抑える」時代へと変わりつつあるのです。

再エネ賦課金制度とは

2014年8月より、「再エネ賦課金制度」が導入されました。

これはざっくりと言えば既存の電気料金に追加で電気料金を上乗せする制度で、電力会社から購入する電気1キロワットあたり○○円という計算で請求金額が発生します。

この再エネ賦課金制度の1キロワットあたりの金額は経済産業大臣が決定しており、毎年変動する金額になります。

この再エネ賦課金の金額は年々上昇しており、特にここ数年は右肩上がりに高くなってしまっています。

例を出すと、2017年には1キロワットあたり2.64円だった金額が、2022年は3.45円となっています。

この間の五年間、再エネ賦課金の金額は一度も下がったことがなく、今後も上がり続けることが予想されます。


最エネ賦課金と太陽光

電力会社から電気を購入・使用するたびに払わなければならないのが再エネ賦課金です。

と言うことは、電力会社から購入しなかった電気には再エネ賦課金は適用されません。

つまり、ご自宅の太陽光発電で発電・使用する電気には再エネ賦課金は適用されないのです。

もちろん太陽光発電で発電した分は、そもそも電力会社から電気を購入する必要が無いので当たり前ですよね。

現在契約プランにより変動はありますが、平均して電気料金は1キロワットあたり20~30円+再エネ賦課金くらいのケースがほとんどです。

しかし、売電しても1キロワットあたりの金額は16円ほど。

であれば発電した電気は売るよりも、使った方がお得になる計算になります。

さらにはこれからどんどん上がる一方と予想される再エネ賦課金の金額も気にすることなく電気を使用することが出来るのです。

燃料調整額と太陽光発電

さて、電気代のお話には、再エネ賦課金よりももっと差し迫った近々の問題もあります。

それが燃料調整額と呼ばれる制度です。

燃料調整額とは、電力会社が発電に使用する燃料の金額を電気を使用する一般家庭、企業にも負担してもらうという制度です。

こちらも再エネ賦課金同様1キロワットあたり○○円と電力会社が制定しています。

しかしこの燃料調整額は毎月変動があり、年毎に変動する再エネ賦課金よりも振れ幅が大きくなります。

実は今年に入って、この燃料調整額により電気代が尋常ではない値上がりを見せているのをご存じでしょうか?



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写真は再エネ賦課金、燃料調整額のここ最近の動きをまとめたものです。

実は今年の1月や2月くらいまで、燃料調整費はいままでずっとマイナス金額でした。

1月の金額で見れば、私たちが使用する電気1キロワットあたり-1.79円かかるとなります。

つまりは、1キロワット使用するたびに、1.79円分お金がもらえる(電気代が安くなる)という事態でした。

安くなる分には構わないので大きな注目を集めることもありませんでした。

それが今年の11月になると5.36円という破格の値上がり傾向です。

また、燃料調整額は一般家庭用の契約容量では5.36円が上限として設定されており、現在この値段でストップしています。

しかし電力会社から契約プランによってはこの燃料調整額の上限を撤廃すると発表がありました。


さらに企業などの大きな契約容量では最初からこの上限制度がないため、燃料調整額は1キロワットあたり10.57円です。

このままでは、電気代が払えずに倒産してしまう企業が現れ始めても不思議はありません。

もしも一般家庭にもこの10円台の燃料調整額がかかるようになれば?


このように、今年は電気代の値上がりと言う意味で激動の年でした。


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しかし燃料調整費も再エネ賦課金も、太陽光発電には関係ありません。

どちらの費用も、あくまで電力会社から電気を購入した時に発生する金額です。

ご自宅で発電・使用する電気にはこれらの金額は一切適用されることがありません。

最後に

以上のことから、太陽光発電を屋根に設置する意味合いは、以前と今で大きく変わっていると言えます。

先述したように

「載せて得する」時代から「載せて損を抑える」時代へ。

高騰する燃料調整額と、上がり続ける再エネ賦課金という電気代の値上がり状況。

これらから解放され、損を抑えて賢く電気を使うのが、太陽光発電の意義と言えます。

太陽光発電について気になっている方は、ぜひお問い合わせください。



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