温室効果ガス排出量半減に向けた、小池知事の政策のひとつです。
太陽光発電は環境にやさしい発電方法のひとつであることは間違いありません。
しかし太陽光発電システムには環境問題以外にも設置した人にとって大きなメリットのあるものでした。
それが「太陽光発電で発電した電力を電力会社に売って儲かる」ということです。
かつて巻き起こった太陽光発電ブームの時代、太陽光パネルで発電した電気は1キロワットあたり40円台の値段で売電することが出来ました。
さらにこの値段での買取を設置後規定年数は保証するという仕組みのおかげで、太陽光設置のリフォーム代の元を取ったうえでさらに得になります。
この仕組みが太陽光発電設置ブームの火付け役となり世間がこぞって太陽光発電リフォームを行いました。
しかし現在、太陽光発電を新設した際の保証売電価格は1キロワットあたり16円となっています。
全盛期に比べると半分以下の売電価格になっており、太陽光発電で得をするという目的は現実的ではありません。
では、太陽光発電はもはや意味のない損ばかりのリフォームなのでしょうか?
実はそうとも言えないのが、昨今の世間の動きからわかります。
結論から言うと太陽光発電は
「載せて得する」時代から
「載せて損を抑える」時代へと変わりつつあるのです。