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屋根の剥がれは放置厳禁!原因から修理費用、メンテナンスまで徹底解説
はじめに
住宅の屋根は日々の暮らしを守る大切な部分ですが、経年劣化や自然災害によって屋根材が剥がれてしまうことがあります。
屋根の剥がれは単に見た目が悪くなるだけでなく、雨漏りの発生や建物の躯体への深刻なダメージを引き起こす可能性を秘めています。
この問題は放置すればするほど状況が悪化し、最終的には高額な修理費用につながることも少なくありません。
本記事では、屋根の剥がれがなぜ起こるのか、その原因から適切な修理方法、さらには未然に防ぐためのメンテナンスの重要性まで、専門的な視点から詳しく解説します。
大切な住まいを長く快適に保つためにも、屋根の剥がれに対する正しい知識を身につけ、適切な時期に適切な対応を取ることが極めて重要です。
屋根剥がれの危険性と原因
屋根の剥がれは初期段階では小さな浮きやひび割れ程度であっても、時間とともにその範囲は拡大し、やがては屋根材が大きく剥がれ落ちる事態に発展する可能性があります。
剥がれた箇所から雨水が浸入すれば、まず天井裏の木材が腐食し始めます。
腐食はシロアリの発生源となり、家の耐久性を著しく低下させる原因です。
さらに、電気配線への水の浸入は漏電火災のリスクを高め、カビの発生は健康被害につながる恐れもあります。
このように、屋根の剥がれは住宅の安全性、耐久性、居住環境、そして家族の健康にまで影響を及ぼす重大な問題です。
早期発見と早期対処が、これらのリスクを最小限に抑える鍵となります。
そのような剥がれが発生するには、複数の要因が複合的に作用することがほとんどです。
経年劣化による影響
屋根材は常に紫外線や風雨に晒されており、その影響で徐々に劣化が進行します。
塗膜が剥がれることで屋根材の表面が露出し、さらに紫外線や雨水の直接的な影響を受けやすくなります。
一般的に、屋根材の種類によって耐用年数は異なりますが、定期的な点検と適切なメンテナンスを行うことで、劣化の進行を遅らせることが可能です。
自然災害がもたらす損傷
台風や強風、豪雨、積雪などの自然災害は、屋根に甚大な被害を与える主な原因の一つです。
強風は屋根材を吹き飛ばしたり、浮かせたりすることがあり、特に、屋根の端や棟部分の剥がれは強風によるものが多いです。
また、飛来物が屋根に衝突することで、部分的に屋根材が破損し、そこから剥がれが広がるケースもあります。
積雪も屋根に大きな負担をかけ、解けた雪が凍結と融解を繰り返すことで屋根材の隙間に入り込み、剥がれを引き起こすことがあります。
災害後の速やかな点検は、被害の拡大を防ぐために不可欠です。
台風で屋根が傷んだ場合に関しては、こちらの記事でもご紹介しています。ぜひ併せてご確認ください。
▶︎台風で傷んだ屋根を修理するには?:修理方法や火災保険の活用法まで
施工不良やメンテナンス不足
屋根の施工時に適切な工法が用いられていなかったり、必要な固定が不足していたりすると、新築からそれほど時間が経たないうちに剥がれが発生することがあります。
また、定期的な点検や補修を怠ると、小さな傷や浮きが見過ごされ、最終的に大きな剥がれへと発展してしまいます。
適切な時期に適切なメンテナンスを行うことは、屋根の寿命を延ばし、大規模な修理を避けるために非常に重要です。
剥がれた屋根の種類別特徴と対処法
スレート屋根の剥がれと補修のポイント
スレート屋根は比較的安価なため普及していますが、塗装の劣化と共にコケやカビが発生しやすく、表面の剥がれやひび割れが起こりやすいです。
特に凍害などによって層状に剥がれてくる「層間剥離」が発生することがあります。
補修としては、部分的な剥がれであれば専用の接着剤で固定したり、割れた部分を交換したりして補修するのが一般的です。
劣化が広範囲に及ぶ場合は、塗装による保護、またはカバー工法や葺き替えを検討する必要があります。
ガルバリウム鋼板屋根の剥がれへの対応策
ガルバリウム鋼板は、軽量で耐久性が高く、モダンな外観が特徴ですが、表面に傷がつくとそこから錆が発生し、塗膜が剥がれることがあります。
また、強風でめくれ上がったり、下地の固定が不十分だと浮きが発生したりすることもあります。
軽微な傷や剥がれであれば、タッチアップ補修や部分的な再塗装で対応可能です。
広範囲の錆やめくれには、部分的な張り替えや全体的な再塗装が必要になる場合があります。
その他の屋根材における剥がれの注意点
瓦屋根の場合、瓦そのものが剥がれることは稀ですが、漆喰の剥がれや、固定している銅線が切れることで瓦が浮いたりずれたりすることがあります。
また、アスファルトシングルは接着剤の劣化により砂粒が剥がれたり、シート自体が浮き上がったりすることがあります。
それぞれの屋根材の特性を理解し、専門業者による適切な診断を受けることが重要です。
専門業者による診断と適切な補修方法
屋根の剥がれを発見したら、自己判断で補修しようとせず、必ず専門業者に相談してください。
高所作業は危険を伴い、不適切な処置はさらなる被害を引き起こす可能性があります。
剥がれの初期段階での部分的な補修
軽微な剥がれや浮きの場合、部分的な補修で対応できることがあります。
例えば、浮いた屋根材を専用の接着剤で固定したり、シーリング材で隙間を埋めたりする方法です。
この段階での迅速な対応が、費用を抑え、大きな被害への発展を防ぐ鍵となります。
広範囲に及ぶ剥がれへの葺き替え工法
屋根全体の劣化が進行し、剥がれが広範囲に及んでいる場合や、下地の腐食が確認された場合には、既存の屋根材を全て撤去し、新しい屋根材に交換する「葺き替え工法」が最も根本的な解決策となります。
費用は高額になりますが、屋根の下地から全て新しくなるため、耐久性が大幅に向上し、安心感です。
既存屋根を活かすカバー工法の利点
葺き替え工法よりも費用を抑えたい場合、既存の屋根材の上に新しい屋根材を被せる「カバー工法」も有効な選択肢です。
この方法は、既存の屋根材の撤去費用や廃棄費用がかからないため、工期も短く、コストを削減できます。
ただし、下地の腐食が進んでいる場合や、屋根の形状によっては適用できないこともあります。
専門家との相談を通じて、自宅に最適な工法を選択することが重要です。
まとめ
屋根の剥がれは、住宅の寿命や安全性を脅かす深刻な問題で、その原因は多岐にわたりますが、経年劣化や自然災害、そして施工不良やメンテナンス不足が主な要因となります。
スレート屋根やガルバリウム鋼板屋根など、屋根材の種類によって剥がれ方の特徴や適切な対処法が異なるため、自宅の屋根材に合った知識を持つことが重要です。
剥がれを発見した際は、自己判断せずに必ず屋根修理の専門業者に相談し、適切な診断と補修を行ってください。
部分補修、葺き替え、カバー工法など、状況に応じた最適な解決策を提案してもらえるでしょう。
大切な住まいを長く快適に保つためにも、屋根の状態に常に注意を払い、早めの対策を心がけてください。
私たち坪井利三郎商店は屋根外壁診断のご相談をいただいたら、長久手市にて屋根ひとすじに100年以上に渡り携わってきた経験とプロの技で、あなたのお住いの屋根・外壁を詳細に点検・診断いたします。
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