工事費用は270万円です。
既存パミールと呼ばれる、アスベスト規制初期のカラーベストの製品のひとつです。
本体が層ごとに剥離してしまう「パミール現象」により、傷みが激しく、屋根の性能が格段に落ちてしまうことで有名な屋根材です。
現場調査時に発覚し、屋根は葺き替えが必要との調査結果になりました。
太陽光発電パネルが載っているため、施工時には一時撤去が必要になります。
名古屋市西区にて屋根葺き替え・外壁塗装工事を行いました。
名古屋市西区にて屋根葺き替え・外壁塗装工事を行いました。
屋根の様子です。パミール現象により屋根が劣化し、葺き替えが必要になります。
二階屋根の様子です。ほぼすべてのカラーベストが傷んでしまっています。
表面が剥離しており、屋根材としての機能は失われてしまっています。
施工前です。
施工後です。シングルと呼ばれる屋根材を使用しました。オーウェンスコーニングさんのオークリッジスーパーと言う製品です。
外壁塗装工事は、塗装前の外壁のひび割れ箇所の補修を行い、塗装しました。
外壁塗装のひび割れはそのまま塗装してもしばらくは綺麗になりますが、ひび割れている箇所の硬化した塗膜がのちの剥がれに繋がります。
１０年持つ塗料も、下地補修がおざなりなままに塗装してしまうと、早期にその効果が失われてしまいます。
しっかりと補修を行い、その上に塗装を行うことで初めて塗料の性能が１００％発揮されます。
今回塗装したのはジャパンカーボラインさんのスーパームキコートです。
昨今の外壁塗装用の塗料は３回塗り仕上げが前提の設計になっていますが、スーパームキコートは条件次第で2回塗り仕上げが可能です。
さらに耐候年数も20年と言われ、現状の上級スペック塗料にも劣りません。
3回塗りのところを2回塗りで仕上げることで、工賃を抑え、工事費用が安くなる場合もあります。
現場調査の時の様子です。窓廻りの外壁が割れてしまっています。
外壁の一部を切り欠きます。
切り欠き完了です。
部材を使用し、隙間を埋めます。部材で埋まらない箇所はパテを充填しました。
下塗りと呼ばれる一回目の塗装です。
上塗り完了後です。
実際の工事の様子を、写真付きで紹介していきます。
洗浄、付帯部塗装など、細かいところまで撮影してありますので、ぜひご参考ください。
太陽光パネル撤去です。
棟板金を撤去します。
パミールを撤去します。
パミールを撤去し終わりました。
既存ルーフィングをめくります。
ルーフィングをめくり終わりました。
新しいルーフィングを貼ります。
シングルを葺きます。
太陽光パネルの架台を設置します。
太陽光パネルを復旧します。
復旧完了です。
外壁塗装です。洗浄から始めていきます。
養生です。塗料の飛沫で汚す可能性がある場所を行います。
下塗りです。
上塗りです。
軒天塗装です。
軒樋の塗装です。
竪樋の塗装です。
基礎水切りの塗装です。
破風・鼻隠しの塗装です。
幕板の塗装です。
ベランダ防水です。トップコートを増し塗りしました。
シャッターボックスです。シャッター本体は塗装しません。
