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バルコニーのウレタン防水!タイル脱着で下地から強固に|安城市 施工事例
こんにちは!坪井利三郎商店です。
今回は、愛知県安城市にて行いました、バルコニーの「ウレタン防水工事(保護樹脂マットの脱着を含む)」の施工事例をご紹介します!
お家の中で最も雨や紫外線の影響を受けやすいバルコニーですが、床面に保護樹脂マットが敷き詰められているタイプの場合、一見するときれいに見えても、タイルの隙間から雨水が侵入して下の防水層をじわじわと傷めているケースが少なくありません。
今回のお客様邸でも、将来的な雨漏りを防ぎ、大切な住まいを長く守るために、一度既存のタイルをすべて取り外して下地からウレタン防水を施し、再度タイルを綺麗に敷き直すという、美観と防水性を両立させたトータルメンテナンスを行いました。
まずは、今回工事を行いました建物全体の様子からご覧ください!
施工金額:¥1,000,000
施工期間:1週間

とても立派で素敵なお住まいですね!この美しい外観と大切な資産価値を維持するためにも、バルコニーの防水性能を新築同様のクオリティに引き戻していきます。
「うちのバルコニーもタイルが敷いてあるけれど、下の防水層は大丈夫かな……」「そろそろ防水のメンテナンス時期かも」とお悩みの方は、ぜひ今回のこだわり抜いた職人の施工プロセスを参考にしてみてくださいね。
1. バルコニー工事前の状態とタイルの除去作業
ここからは、安城市のお客様邸で行いました、バルコニーウレタン防水工事の具体的な工程をご紹介していきます。
今回最も重要となるポイントは、既存の「タイル」の扱いでした。タイル張りのバルコニーは非常に美しいですが、その下にある本来の防水層(コンクリートやモルタル上の防水)の状態を視認することができません。また、タイルの隙間から染み込んだ水が内部で溜まり、防水層を劣化させる大きな原因となります。
そのため、今回はタイルをすべて一度丁寧に取り外してから、完璧な防水工事を行い、再度タイルを戻すという、徹底したメンテナンス計画を立てました。

こちらは施工前のバルコニーの様子です。とても綺麗にタイルが敷かれていますが、この美しい景色の下に、雨漏りを防ぐための重要な防水層が隠れています。築年数が経過すると、このタイルの下で防水性能が低下している恐れがあります。

いよいよ作業開始です!職人が一枚一枚、タイルを傷つけないように慎重に、かつ確実に剥がしていきます。
この際、タイルと下地の間に溜まっていた砂や汚れが現れます。これらの汚れをこの後の高圧洗浄で完璧に洗い流すことが、新しい防水層の密着性を高めるために不可欠です。
坪井利三郎商店のこだわり:
保護樹脂マットを剥がした後の下地(モルタルなど)の状態を正確に診断できるのが、私たちの強みです。一見きれいに見えても、隠れた劣化を見逃さず、最適な下地処理を施すことで、本当に長持ちする防水層を作り上げます。
2. 徹底的な「高圧洗浄」で長年の汚れを洗い流す
保護樹脂マットの取り外しが完了した後は、防水工事の成否を大きく左右する重要な下地づくり、「高圧洗浄」の工程に入ります。
タイルの下に長年蓄積していた砂埃や泥汚れ、苔(コケ)などが残ったまま防水材を塗ってしまうと、どんなに高級な防水塗料を使っても下地に密着せず、数年でベリベリと剥がれる原因になってしまいます。そのため、業務用の強力な高圧洗浄機を使って、下地を「すっぴん」の状態へとリセットしていきます。

勢いよく噴射される高圧の水流で、床面にこびりついた汚れを根こそぎ洗い流していきます。隅っこや排水口(ドレン)の周りなど、汚れが溜まりやすい細かい部分まで、職人が目で確認しながら丁寧に汚れを追い出していきます。

洗浄が完了したバルコニーの様子です!長年の汚れが綺麗さっぱりと洗い流され、本来のモルタル下地が美しく露出しました。
この後、水分が残ったまま次の工程に進むと、閉じ込められた水分が蒸発する際に防水層を押し上げて「膨れ(水膨れ)」を起こしてしまいます。そのため、ここからしっかりと時間をかけて下地を完全乾燥させることが、長持ちする防水層を作るための鉄則です。
坪井利三郎商店のこだわり:
私たちは「洗う・乾かす」という、一見地味に思える基礎工程こそ最も時間をかけ、一切の妥協なく行います。見えなくなってしまう下地だからこそ、職人の誠実な手仕事が10年後の耐久性の差となって現れます。
3. 防水材の密着性を高める重要な「下塗り(プライマー)」
高圧洗浄をして下地がしっかりと完全に乾いたら、次は防水工事の第1ステップである「下塗り(プライマー塗布)」の工程に入ります。
プライマーとは、コンクリート下地と、この後に塗る主材(ウレタン防水材)をがっちりと接着させるための「両面テープ」のような役割を持つ透明な下塗り材です。また、乾燥したコンクリートが防水材を吸い込んでしまうのを防ぎ、気泡(ピンホール)が発生するのを抑えるという非常に重要な役割も担っています。

職人がローラーや刷毛(ハケ)を使い、塗りムラやかすれが一切出ないように、下地全体へ均一にプライマーを染み込ませていきます。特に、床面と壁が交わる「立ち上がり」部分や、雨水が集まる排水口のまわりなどは、より念入りに手作業で塗り重ねていきます。

下塗りが完了したバルコニー全体の様子です!
プライマーがしっかりとなじんだことで、コンクリートの表面に美しい均一なツヤ(光沢)が出ているのが分かります。これで下地の準備はいつでもウレタン防水材を受け入れられる完璧な状態になりました。ここでもメーカー指定の乾燥時間を厳格に守り、しっかりと乾かしてから次の防水層形成へと進みます。
坪井利三郎商店のこだわり:
下地が傷んでいると、プライマーを過剰に吸い込んでしまうことがあります。私たちは下地の状態を常に目視と手触りで確認し、必要であれば2回下塗りを行うなど、状況に応じた現場判断で強固な基礎を形成します。
4. 隙間のない強力な防水層を作る「ウレタン防水塗布(2回塗り)」
下塗りが完全に乾いたら、いよいよ今回の工事の要である「ウレタン防水材」の注入・塗布の工程に入ります!
ウレタン防水とは、液体状のウレタン樹脂を床面に何層も塗り重ねることで、ゴムのような弾力性のある一体化した「継ぎ目のない防水膜」を作る工法です。シート防水などと違い、複雑な形状のバルコニーや細かい隙間にも隙間なく密着させることができるため、高い防水信頼性を誇ります。
さらに今回は、防水層の引き裂き強度や耐久性を格段にアップさせるため、下地の上に補強用の「メッシュシート(補強布)」を挟み込む高強度な仕様で施工を行いました。

床面全体に白い補強メッシュシートをシワのないように敷き詰め、その上から1回目のウレタン防水材を専用のコテやローラーで均一に伸ばしていきます。このメッシュがウレタン樹脂の内部で「骨組み」の役割を果たし、将来的に地震などで建物が揺れても、防水層がひび割れたり破れたりするのを強力に防いでくれます。

1回目のウレタン防水塗布が完了しました!先ほどの白いメッシュシートが完全にウレタン樹脂の中に埋め込まれ、均一なグレーの層が形成されています。ですが、ウレタン防水はここで終わりではありません。ここからさらに厚み(塗膜厚)を出し、確実な防水性能を発揮させるためにもう一度塗り重ねます。

1回目がしっかり乾いたことを確認し、2回目のウレタン防水材をたっぷりと塗り重ねた状態がこちらです!
写真でも分かる通り、1回目完了時よりも表面に深いツヤが生まれ、ぽってりとした強固な「厚み」がある安心の防水層に仕上がりました。この十分な厚み(既定の塗膜厚)こそが、雨水をシャットアウトし続けるために最も大切なポイントです。
坪井利三郎商店のこだわり:
ウレタン防水で最も技術が試されるのは「厚みを均一に保つこと」です。液体を扱うため、熟練の職人でなければ傾斜のあるバルコニーで均一な厚みを出すことは困難です。私たちは長年の経験に基づく繊細なコテ・ローラーさばきで、どこを測っても完璧な厚みの防水層を作り上げます!
5. 紫外線から防水層を守る「トップコート仕上げ」
ウレタン防水材が2回塗りされ、がっちりと肉厚なゴム状の防水層が仕上がったら、続いて「トップコート(保護遮熱塗料)」を塗布する工程に移ります。
実は、先ほど完成したウレタン防水層(主材)は、水を通さない性能は抜群に高いのですが、ダイレクトに降り注ぐ「太陽の紫外線」に弱いというデリケートな特徴を持っています。そのままにしておくと日光で徐々に硬化し、ひび割れの原因になってしまうのです。
そこで、防水層の表面に保護膜となるトップコートをコーティングすることで、紫外線や雨風、歩行時の摩耗から防水層を長期間にわたって守り抜きます。

ローラーを使用して、床面から立ち上がり、さらには細かい角の隅々まで、トップコートを満遍なく塗り広げていきます。防水層を紫外線から完全に遮断できるよう、職人が塗り残しや極端な厚みのムラが出ないよう、手元に集中して美しく仕上げていきます。

トップコートの塗布が完了いたしました!
先ほどまでのウレタンの光沢が落ち着き、落ち着いた上品なグレーの床面に仕上がりました。これで遮熱性・耐候性が一気に高まり、真夏の強烈な直射日光や、冬の厳しい寒さにもびくともしない強固な防水バルコニーへと進化しました。
坪井利三郎商店のこだわり:
一般的な防水工事であればここで作業終了となることが多いですが、今回のお客様邸はここからが本番!防水層の上をさらに保護し、美観を最高な状態に戻すための「タイルの再施工」を行います。長持ちさせるための手間に、私たちは一切の妥協をいたしません。
6. 美観を元通りに!「タイル施工(再敷設)」
強力なウレタン防水層と保護トップコートが完璧に仕上がったら、いよいよ最終仕上げである「タイルの再施工」に入ります!
工事の最初に一枚一枚丁寧に取り外して保管しておいたバルコニータイルを、新しい防水層の上に再び敷き詰めていきます。この作業を行うことで、新築時のスタイリッシュで美しいバルコニーの景観が完全によみがえります。

せっかく作り上げた強固な防水層を傷つけないよう、職人が足元や手元に細心の注意を払いながら、慎重にタイルを配置していきます。全体のバランスや目地(隙間)のラインがピシッと美しく揃うよう、熟練の技でパズルのように正確に組み上げていきます。

すべてのタイルが敷き終わり、バルコニーの防水リフォームが完全完了いたしました!
ご覧ください、この圧倒的な美しさ!工事前と変わらない高級感あふれるタイルの意匠性はそのままに、その下にはメッシュ補強を施した最高峰のウレタン防水層ががっちりと控えています。見栄えの良さはもちろん、これから先、長きにわたって雨水の侵入を許さない「超・高耐久バルコニー」へと生まれ変わりました。
坪井利三郎商店のこだわり:
ただ防水するだけでなく、お客様が大切にされているお住まいの「お気に入りのデザイン」をそのまま残して引き渡す。これこそが、私たちが大切にしているトータルメンテナンスのあり方です。元通りに整ったバルコニーを見て、お客様にも大変お喜びいただけました!
7. 最後に:まとめ
今回、愛知県安城市のお客様邸にて行いました「バルコニーのウレタン防水工事(タイルの脱着を含む)」のすべての工程が無事に完了いたしました!
一見すると問題がなさそうに見えるタイル張りのバルコニーですが、その下にある防水層は、日々過酷な紫外線や雨風にさらされて少しずつ経年劣化が進んでいくものです。雨漏りが発生してから慌てて修理するのではなく、今回のように「適切な時期に、下地から正しくやり直すメンテナンス」を行うことこそが、結果としてお家全体の寿命を延ばし、将来的な修繕コストを大幅に抑える一番の近道となります。
お引き渡しの際、元通りピシッと綺麗に並んだタイルと、その下に隠れた強固な防水層の説明をお聞きになり、お客様からも「タイルを活かしたまま、ここまで完璧に防水をやり直してもらえるとは思わなかったので、本当に安心しました!」と、大満足の笑顔をいただくことができました!
お宅のバルコニーやベランダ、隠れたサインを見逃していませんか?
「床面のタイルにズレや浮きがある」「排水口のまわりに苔や汚れが溜まっている」「最後に防水メンテナンスをしてから10年以上が経つ」など、少しでも気になる点があれば、それはお家からの重要なサインかもしれません。
私たち坪井利三郎商店は、愛知県で120年にわたり地域の住まいを守り続けてきた老舗です。確かな技術力を持った自社職人と一級建築士などの専門スタッフが、バルコニーはもちろん、屋根や外壁までお家全体の健康状態を細部までしっかりと調査いたします。
「うちのバルコニーの防水、一度プロに見てほしい」「タイルの下の状態が心配……」という方は、ぜひお気軽に坪井利三郎商店まで無料診断・相見積もりをご相談ください。スタッフ一同、いつでも誠実に対応させていただきます!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。これからも皆様の大切なお住まいの美観と安心を守るパートナーとして、丁寧で想いのこもった施工をお届けしてまいります!
