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- 【屋根の豆知識】「断熱」と「遮熱」の違い、正しく選べていますか?
【屋根の豆知識】「断熱」と「遮熱」の違い、正しく選べていますか?
4月に入り、日中は汗ばむような陽気も増えてきましたね。 この時期になると、お客様から「屋根を直すついでに、夏を涼しくしたいんだけど、何がいいかな?」というご相談をよくいただきます。
そこで必ず話題に上がるのが「断熱(だんねつ)」と「遮熱(しゃねつ)」。 名前は似ていますが、実はこの2つ、「暑さへの立ち向かい方」が全く違うんです!
今回は、プロの視点でその違いをスッキリ解説します。
断熱は、文字通り「熱を断つ」こと。外の暑さや寒さが家の中に伝わってくるスピードを遅らせる役割を持っています。
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イメージ: 「魔法瓶」や「分厚いダウンジャケット」
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主な素材: グラスウール、ウレタンフォーム、発泡スチロールのような素材
【メリット】 冬の暖かさを外に逃がさない効果も高いため、一年中安定して快適に過ごせます。
【弱点】 太陽の「輻射熱(ふくしゃねつ)」そのものを防ぐわけではありません。そのため、一度断熱材が熱を持ってしまうと、夜になっても熱気がなかなか冷めない(蓄熱現象)という特徴があります。
遮熱は、太陽光(赤外線)を反射して、そもそも屋根そのものに熱を持たせないようにすることです。
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イメージ: 「日傘」や「車のサンシェード」
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主な素材: 遮熱シート(アルミ純度が高いもの)、遮熱塗料
【メリット】 夏の強烈な太陽光を80〜90%以上もカットしてくれます!屋根裏の温度上昇を抑える効果には即効性があり、エアコンの効きが劇的に変わります。
【弱点】 太陽光を反射するのが目的なので、冬場の「家の中の暖かさをキープする力(保温力)」は、断熱材に比べると少し弱くなります。
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まず「遮熱(シャネリア等)」で、太陽の熱を屋根の表面でガツンと跳ね返す!
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それでもわずかに侵入してくる熱を、「断熱材」が室内へ伝わらないようにブロックする。
この2段構えにすることで、夏は「日傘」で涼しく、冬は「魔法瓶」で暖かい、理想の住まいが完成します。
屋根の「断熱」や「遮熱」は、屋根をめくって修理する時や、葺き替えを行うタイミングが施工のベストチャンスです。
「うちの屋根にはどっちが必要?」「今の構造で一番効果が出る方法は?」と迷ったら、ぜひお気軽に岩ちゃんまでご相談ください。
現場の状況に合わせて、一番「光熱費が安くなって、快適になる方法」をズバッとアドバイスさせていただきます!
これからの暑い夏に向けて、今のうちに「賢い屋根選び」を一緒に始めましょう!
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